2003.03.14
「オリジナルの織物で作ったトート」

shibafにオリジナルの織物が届きました。
入利(iriri)の高浪利子さんにオーダーした Sサイズ用の織物3タイプです。

どれもすごくシンプルなものですが、それぞれよく見るとすごく特徴的な織り目が見えてきます。
オーダーしたとはいえ、具体的にオーダーしたものは 実は1点だけで、あとの2点はイメージだけ伝えて 高浪さんにお任せしていました。
できあがりがすごくイメージにピッタリだったので、うれしくてとりあえずサンプルのトートを作りました。
合わせてご紹介します。

 
ネイビーの地に白やうすいイエローの糸が走っています。
すこしリズムをつけたかんじで、糸も太かったり細かったりします。
織物としてはすごくシンプルな織りのようですが 色合わせとデザインがモダンな仕上がりです。
毎日持てるデイリーなトートになりました。

 
春らしい、グリーンでお願いしたもの。
元々「ガチョウの目」という織り方があるらしくそれのアレンジでお願いしました。
いわゆる目の部分を全体ではなく間隔を置いて配置したので、なんだか赤い部分がお花畑に並んだお花のように見えます。
全体がワッフル織のようで質感もふわっとしていて、持っていてついつい触れたくなるようなトートになりました。

 
唯一具体的にオーダーしたもの。
北欧の織り方でこの織り目があるそうです。
写真で見て気に入って、色を大好きなネイビーと赤に変えて お願いしました。
実は使った糸は赤ではなくオレンジなのですが 、ネイビーに挟むとちょうどいい明るい赤に見えるのが発見でした。
トートではサイドに赤い帯の生地を使って全体をネイビーと赤の ツートーンで仕上げてみました。

織物というとついつい民芸っぽい、もしくは民族っぽいテイストになりがちですが今回のものはすごくシンプルでモダン。
shibafの好きな世界にしっかりハマっていてうれしい限りです。
そして何よりも人の手でパタンパタンとひと目づつ丁寧に織ったものだと思うとうれしいですよね。

これからも入利(iriri)とshibafのコラボレートは続きます。
お楽しみに。。。